しかしとんでもない一週間だった。全世界の株式市場大暴落、円に対する全ての通貨の、滝を流れ落ちるような大暴落。私はこれを”Tsunami Week”と名付けたい。あっという間に世界中の金融システムとその富、そして一般市民のささやかな小欲をなぎ倒し、洗い流して行った。いっそ気持ちよいくらいだ。などと言ってられない。株はいくら下がろうが痛くもないが、急激な円高、これが痛い。痛すぎるぅ〜!サブプライム問題が大きな混乱を引き起こすであろうことは実はかなり前から、俺の信頼するいくつかの情報から想像していて、2年前に始めた外貨定期預金も一年ではなく半年と短くしてすぐに対応出来るようにしておいたのだった。俺の間抜けなのはそのことをすっかり忘れ、9月中頃「そろそろかなり危なくなってきたけどまだ定期期間中で円に戻せん」と思いつつ久しぶりに口座のぞいたら3月末で定期終了、いつでも円転オッケーの状態に。「なんじゃ!こりゃァ?」いや新学期が始まってからとんでもなく忙しかったからな、と思いつつ、なぜかそれを全部そのまま一年定期に。そして2週間もしないうちに外貨が下がり始め、あれよあれよと滝を落ちる大暴落。あっという間に巨額の含み損発生。何やっとんじゃぁ?オレのアホー!
もう仕事が手につかず、日経ネットをしょっちゅうチェック。もうどんどん下がる。水曜日の夜、ラボから帰りつつ「本当に大恐慌が来るのかも?」と初めて 恐怖を感じた。自分の金がかかっていると真剣度が桁違い。調べてみると他にも大損した人が日本にたくさんいるようだ。FXでレバレッジなんて(あれは博打)かけてなかったオレでさえこの損害、かけてた人たちは大変だったろうと思う。だいたいいつまでも超低金利を続けている日本政府がいかんのだが、今それを言ってももう遅い。
「挑戦なくして失敗なし、失敗なくして成長なし」と今でもオレは思っているが、しかし失敗はやはり痛い。いや、「失敗しちゃった」なんて言ってられるくらいの失敗では成長にはつながらないのだろう、痛くて眠れなくなるくらいでないと。やれやれ、いくつになっても学ぶ事は尽きんわい。
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