日本でも話題になっているとおり、アメリカでは今トヨタのリコール問題が熱い。テレビはみないのでわからないが、ネットや雑誌ではよく話題にされているし、まわりでもジョークを聞くことがある。ラジオでもKIAが「安全性の高いKIAの車にトヨタから乗り換えよう」みたいなコマーシャルやってるし、GMもトヨタを狙い撃ちした買い替えキャンペーンやってるのかな?そんなの1年前だったらジョークでしかなかったが、もう笑えない。時流の移り変わりの早さに眩暈がしそうだ。今日もこんな記事発見。
http://newsweekjapan.jp/stories/business/2010/02/post-1016.php
なんか空恐ろしくなった。
「これはアメリカの自動車会社と政府が仕掛けた罠だ」みたいな意見もある。確かにそういう側面はあるかもしれないが、そればかりでもないような気がする。思えば岡崎という豊田市に隣接する、いわばトヨタの支配地みたいなところに住んでいたころ、けっこうトヨタ車の悪評を聞いて驚いたことがあった。「欠陥を起こした」「リコール隠しをしている」「威張っている」等。それらが的を得たものだったとすると、今回の騒動は起こるべくして起こったものといえよう。「奢れる平家は久しからず。」
日本では豊田社長が頭を下げてお詫びし今後の安全対策を発表したそうだが、なんか的はずれな感じ。さらに驚いたことに、アメリカ議会の公聴会に対し豊田社長「自分で説明したいと思ったがアメリカ法人社長に任せ、自分は行かないことにしました」みたいなことを言ってるらしい。大丈夫か?とかなり不安になった。強いものには声も上げない羊のような日本人じゃない、相手は黒白はっきりつけたがるアメリカ人だぞ。ましてや裁判おこして金を巻き上げてやろうと虎視眈々と狙ってる連中がそんなことで引き下がるとは思えない。
どうして行かない?英語に不安がある?だったら通訳を雇えばいい。日本人なんだから、英語がペラペラである必然はない。そんな度胸も力もない?だったら社長を辞めればいい。会社の命運がかかってるかもしれないんだから、トップが行かなくて誰が行く?てか、それが社長の仕事だろう。出来なければ出来る人に代わればいい。
これはもう喧嘩を売られている状態に近い気がする。喧嘩ではびびったほうが負け。俺も中学生のころちょっと荒れた学校だったので何度か喧嘩を売られたことがある。知ってる人は知ってると思うけど、俺ってケツの穴が小さくて臆病なのでもう怖くて仕方がない。しかしそこで逃げると完全になめられてもっと酷い事になるので、膝が抜けそうになっても踏ん張って買うしかなかった。ほんと怖かったよ~。豊田の御曹司が喧嘩の経験なんてないよな~。しかしここはビビッたら負け、本当にリコール隠しなんてしてないのなら堂々と全力で戦うべきだと思う。訴訟の準備をしている連中だってリスクがないわけじゃない、裁判に負ければ巨額の訴訟費用を負担する羽目になるんだから。きっとまだじっと様子を伺っている状態じゃないかな。「これはあかん」と思ったら引っ込むが、隙を見せたり逃げようとしたら、もうハイエナ、ガルガルル。
豊田章男氏もえらい時に社長になってしまったものだが、ここは勝負所だろう。けっきょくは金持ちボンボン息子のスネオなのか、いざとなると豪腕を振るうジャイアンなのか、はたまた本人は全然だめだけどとっても頼りになるドラえもんという守護神をもつのび太なのか。彼の真価が問われる時である。
俺としてはやはりこの危機をなんとか乗り越えて欲しい。今まで日本を支えてきたと言っても過言ではない企業である。それが打撃を受けるとなると、日本も大混乱は免れないだろう。日本人ばかりではない、今までトヨタを信頼してきた普通のアメリカ人もじっと成り行きを見守っているのである。
頑張れ、あきお君!
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