夜、体の芯から悪寒がする。初夏だというのにさらにシーツをかけ、毛布をかけるがぜんぜん震えが止まらない。恐れていた通り風邪がぶり返してしまった。体が痛くて眠れない。これは経験上38~40度近くまで熱が出てるな。一人暮らしでの病気は心細いもので、このまま死んでしまうんじゃないか、などと不安に怯える。それでも長州男児の末裔か、情けない。
いつの間にかうとうとしていたらしい。起きるとものすごい頭痛、体がだるい。しかし咳や鼻みずはほとんどなかった。仕方がないのでソファで横になる。何度も窓から外の様子を伺う。昨日以上の快晴。太陽光線はさらに強く、青空が鋭い。天気予報を見ると今日の最低気温は4℃だったらしい。最高気温は26℃、その差22℃の予定。何だ実際に寒かったのか、そりゃ風邪ひくわ。
思い直して実に分厚い「白夜行」を読むことにした。こんなことでもないと読む機会はあるまい。本読んだり、寝たり、ネット見たり、何か食べたりしているうちに少しずつ良くなってきた。むむ、思い切ってサイクリング行ってみるか?などと無謀なことを考えたが今度こそ肺炎で死ぬかもしれないので止めた。そうやって恨めしく外の天気を眺めたりしているうちに「白夜行」にはまった。本当に手に余るほど分厚い本だが、終盤が近づくほどにやめられなくなり、飯を食うのももどかしく読み進める。読み終えたときは夜中0時を過ぎていた。いやー、東野圭吾読ませるねー、こんなに長いのに。おかげで天気が良いなか一度も部屋から出ることなく、頭痛も消えていた。
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