4/19/2010

ガン研究

今日は午前中はお粗末なグラント書きに精を出し、お昼から職探しのためのお話しに行った。相手はもともとお医者さんで今はポスドクをしているSさん。最近ラボがこちらに移ってきたばかりで、彼のボスがポスドクを探しているという情報をI君とO2さん両方からもらったのが2、3週間くらい前。研究テーマがガンだったので「何だ、俺には関係ないじゃん」と最初は思ったが、二人から知らせが来るというのは何かの縁かもしれないと思いお話だけでも聞いてみようとSさんに連絡した。その前に彼のボスの総説を読んでみた。ガン幹細胞という新しい概念が生まれているようで「これは面白いかもしれない」と期待して行った。

良かった点
研究テーマがより基礎研究側か、医療側か、というところを見極めたかったが、かなり基礎研究的な仕事ができるという印象を持った。どうやらガンを発生学的に捉えようという動きがあるようで、そういう意味では俺の経験はかなり有用であろうというSさんのお話。「基礎研究からガン研究という全く別の分野に移ることになるが」ということをSさんは懸念されていたが、以前神経冠細胞という脊椎動物だけに見られる、多能性で移動性を持つ面白い細胞群を追っていたこともあり、俺はそんなに違わないんじゃないかと思った。発生過程でいかにプログラミングに従い多様な細胞群を作り上げるのか(発生学)、いかなるエラーによりいろんなガンが生まれるのか(ガン研究)、同じ流れの中にある研究テーマだと思った。対象が違うだけです。それにやっぱりガン研究となるとお金おりるからねえ。

問題点
まず年齢、経歴。もうポスドク暦もかなり長い。そうすると給料もそれなりに支払わなければならないという内規があるらしく、そうなるとちと苦しいらしい。今のラボと同じ問題、しょぼーん。別に今まで遊んできたわけじゃないけど、好き勝手にフラフラしてきたことは認めねばなるまい。因果応酬、仕方がないか。
あと開始時期。もしすぐに来て欲しいと言われたら今の仕事を何とか片付けたかったのでお断りするつもりだったが、実は来年にならないとお金が払えないらしい。そうするといったん日本に帰らなければならなくなるわけで、再度入国となると今度はH1Bビザに切り替えなければいけなくなる。出来ないことではないが、せっかく5年まで使えるJ1ビザがもったいないし、何かと面倒なことにもなるだろう。
あとマウス。使ったことない。Sさんはそれは全然問題ないでしょうとおっしゃったが、どうかなー。発生過程も今まで親しんできたカエルとは違うわけで、これが一番不安かな。

他にも応募者があるらしく、たぶんダメかな。でもやはり話を聞いただけでも面白かった。それにSさん釣り好きで、ビーバークリークという池でブラックバスを釣った写真を見せてもらった。でけえ!50センチらしい。ランカーじゃん!ビーバークリークといえばA君と何度か釣りに行ったがほとんど坊主だった苦い場所。こんな大物いたんだ、と衝撃。A君にも教えてやろうかと思ったが、たぶんいまそれどころじゃねえ。こっちに来て3週間で近場の湖はほとんど制覇したらしい。うーむ、どうやらただものではないらしい。これは良い釣り仲間(ライバル)ができたな。

夜10時から今日もジムへ。昨日やらなかったバーベルだけやり、そのあとじっくりストレッチ。なんかまた肉体改造への情熱が戻りつつあるようだ。フフ。

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