8/29/2010

Just do it!



旅行、引っ越しと続き、予想通りなんか腑抜けて今週はなかなか仕事に身が入らなかった。今週末も暑くて天気が良いので本当は海に泳ぎに行きたかったがやることはたくさんあったので近場にすることに。そこで午前中は仕事をし、昼から29号を南下、一時間半かけてJames Riverの鉄橋へ。今日は前回よりもっと多くの若者が橋の上から川へのジャンプを楽しんでいた。

 さっそく水泳パンツ一枚になって川岸へ。しかし高くて躊躇。その間にもこの辺のカレッジの連中だろうか、男も女もどんどんずっと高い橋の上から飛び込んでいく。周りは若者の熱気でむんむん。1時間以上も躊躇していると隣にかわいい女の子が。明らかに飛び込むのを躊躇している様子。ラッキー、さっそく話しかける。「怖いの?」「このまえ来た時は仲間と一緒に橋の上から飛び込んだのよ。でも一人だと怖くて。」かわいー。「じゃ一緒に飛び込まない?」「オッケー」アメリカ人の普通の女の子って素直でかわいい。うちの大学のすかした連中とは大違いだ。えいっと一緒に川へようやくダイブ、情けなし。

 さあこれからガンガン飛び込んで泳いで、早く釣りに移行しようと思って上がると、前回会った男の子がまたいて「よー、今度はもうちょっと上から飛び込むんだろ?」というのでそうだな、よっしゃ、と一段上へ。そこでさっさと飛び込めばよかったのだが、他の連中がもっとずっと上の橋の上から飛び込むのを見ているうちに機会を逸してしまった。こういうのは時間経つほどどんどん動けなくなる。それから驚くなかれ、3時間以上そこで佇む事になった。何やっとんじゃー?

 ちょっと高所恐怖症の気味があり足がすくむ。しかし「じゃ、そゆことで」と諦めたら負け犬になってしまう気がし「この壁を乗り越えろ、自分を越えるんだ」と意地になり、しかし思い切って飛び込むことがどうしても出来ず、同じ場所に引っ付いたまま若者がどんどん飛び込むのを眺め続ける羽目に。「あのおっさん何やってんの?」と陰口たたかれていたに違いない。でも動けない!



 そのうちほとんどの人はいなくなってしまった。日も沈み4,5人が残るのみ。例の男の子(かなりデブ)面白い飛び込み見せてくれるのだが、橋の上からは飛び込むことが出来なかった。それが周りの声援を受け、とうとうやりやがった。その彼が「これが最後」と橋の上から飛び込んだ。ここだ!竦む足を振り切ってダイブ、やった、とうとう出来た!会心の一撃だった。



 それからゆっくり泳いで川を楽しむ。台座にも登って寝転ぶ。すると橋の上から女の子が挨拶してきた。こんな時間にやって来て飛び込もうという若者たちがいるとは。満たされた気持ちで川を出て、服を着て荷物持って橋の上へ。そこではさっきの女の子が大騒ぎしていた。キャーキャーいいながら、しかし最後にはきっちり川へ飛び込む。すごい。







 車に戻ったらもう7時過ぎていた。一時間半かけて帰宅。かなり疲れたし時間食ってやる予定だったことが出来なくなった。しかし元気いっぱいの女の子たちのエネルギーをたっぷり浴びて、おじさんすっかり元気になっちゃったよ。一緒にいるだけで彼女らのエキスを吸い取ってる感じはマジおじさんだわ。思うに「ドラキュラ伯爵」のお話も、老いて生命力を失ってしまった男の、若い女性への憧れというか「若いエキスくれ〜」という心の叫びのおとぎ話ではなかろうか。ちなみに女の子以上にいた男の子からは何も感じず。どうやら俺にはその毛は無いようで。あそこにオスギなんて連れて来たら男の子のムンムンで鼻血吹き出すんじゃなかろーか?

 それにしても、ビビって逡巡する仲間にアメリカ人の若者たちがいつもかけていた言葉、"Just do it!"が耳に残って離れない。奴らの決まり文句。日本ではそれが「頑張れ」に当たるのだろう。彼らの本質を表しているような気がした。俺もその心意気で挑戦し続けたいな、"Just do it!"

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