2、3週間くらい前バイオロジーでピクニックと称して夕方5時から食べたり飲んだりの会があった。そこで食ってると去年の同じ会で盛り上がった学生二人がやってきた。しばらく話してるうちにスペイン語の話になり、プエルトリコ出身の彼女がスペイン語会話教えるので今度3人でお昼でも食べましょう、ということになり、メルアドくれた。
おお、時代の風が、俺に吹く!?
これはさっそくスペイン語の復習だ、いやちゃんと歯磨き粉で歯磨いて口臭対策だ、いやいや胸板だ、鍛えるぞジムだジム!
どこまでも舞い上がるオヤジ、落ち着け。
やっぱラテンの女の子って明るくて良いなー。
翌日さっそくメールを出す。が、返事がねえ。
もてあそばれた?
えーん、オヤジショック。脱毛しそう。
ところが日曜日ホールフーズに買い物に行くと偶然彼女に会った。
「ハイ!今週こそちゃんと昼ごはん一緒に行きましょう、いつがいい?」
?
女の子の考えてることは分からんわ。でも今度こそ水曜日にどこかに食べに行くことになった。
しかも二人で。
よっしゃー!
ところがところが、月曜火曜とハエの頭取りに集中してしまい連絡するのをすっかり忘れてしまった。
何やっちょんじゃ~、オヤジあほー、死ねー!
水曜朝慌ててメールすると金曜日に変更できない?というメール、もちオッケー。
金曜日午後1時タイレストランで待ち合わせ。
おじさん15分前には到着して待つ。
そして1時から食事しつつ、レストランで水や料理を注文する会話を特に発音に注意して教えてもらう。
しっかり習って終了。
「次回は宿題をメールするのでそれについて練習しましょうね」
宿題?
宿題忘れてはビンタされてた小学生時代がよみがえる。宿題やだなー。
しかし何でこんなに教えてくれるんだ?
昼の代金だって別々に払ったし。
まさか、俺に惚れた?
ププッ
いや彼氏いるって言ってたし。
日本語習いたいって言ってたがほとんど彼女がスペイン語教えてくれてばかりだった。
うーむ、わからん。
でもこのままなんとなくフェイドアウトしていくような予感も・・・
夜アパートで皿を洗いながら
「アメリカの企業にもアプライしてみようかなー、でもビザ取得難しいよなー、その前にこの英語力じゃなー、でももし採用されたら給料はたいて英会話の個人教授雇うな」
とか空想ふくらませたところでハタと気付く。
英会話じゃないけど、スペイン語会話の個人教授を受けてるじゃないか。
しかも無料で、あんなかわいくてスタイルグッドな女の子から。
何という幸運オヤジ!
チャンスの後ろはハゲ頭、この幸運を手放してはいかん、今度は食事代俺が持ったってお釣りが来るくらいだ。
「返事がない」とか言ってすねて終わりなんて、いまどき日本の草食系男子な真似すんじゃねー。
こっちもラテンの男のノリでしつこいくらい行かんかい、じゃないと幸運の女神はすぐにどこかに消えてしまう。
もう今となっては契約が切れる前に次の職が見つる可能性はかなり低いだろう(動きの遅い自業自得)。
その場合はアメリカを出なければいけない。
そのときは南米に行くんだ、そのとき今のレッスンが必ず役に立つはずだ。
がんばれ、俺!
でも宿題やだな~
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