午前中どこかのラボからメールが来ていた。
すぐには何のとこか理解できず。
以前ポスドクの応募メールを送っていたラボからだった。
「あなたの経歴に合うプロジェクト進行予定、スカイプにてお話しましょ?」
みたいな内容。
忘れた頃に
キターーー!!!
カエルを使って神経細胞の発生過程を調べるというもので
データベースを利用したスクリーニングなどの計画もあり
カエルの発生スクリーニング>ハエの神経科学と放浪してきた
まさに俺様のためにあるようなプロジェクト。
かなり有名な研究施設で
ラボ自身生産性高く
ついこの前もNeuronというこの業界では最高の雑誌に論文発表したばかりのイケイケ状態。
なんつっても(ここが一番大切)カリフォルニア!
このチャンスぜひともものにしたい!
メールでやり取りを重ね水曜日午後1時にスカイプ決定。
うう、緊張する。
あんな素敵なラボに行って成功の切符を手に入れるか
日本に帰ってパラサイトオヤジとなり不遇の日々を送るか
それがたった数十分のスカイプで決定される、かもしれない。
まさに人生の桶狭間、研究キャリアの日本海海戦。
「我が人生の興亡このスカイプにあり」
あ、やべ、もらす
プリプリリッ・・・
ブリッ!
ウエスタンのデータをスキャン。
何だこれはー!
全然うまく行かん。
だめだ、もう間に合わない。
サンプルも使い切った。
人生どんなに頑張ってもうまく行かないときもある。
というより、頑張ればうまく行くなんて甘いわ!
ボスに「すまんが結局だめだった」と報告しよう、だめなものはダメだ。
そんなことを考えつつ、メンブレンをストリップ
再度抗体反応ぶっかけ。
あと一つさえデータが取れれば統計処理が出来て信頼性が増すんだ。
やるで~
気が狂った~うは~
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