3/09/2009

Fly conference in Chicago 6日目


寝坊するのが怖くて良く眠れず、「この小心者!」
モーニングコールと目覚ましで起きる。さっと着替えフリーの朝食をしっかり食べる。朝食を用意するおばさんもホテルのカウンターのおばさんも見た目と英語できっとメキシコ人だろうと思われた。すぐに8時45分になった。「さあ、後は空港に行くだけだな」とロビーでゆったりとタクシーを待つ。このタクシー代もホテル料金に入っているとのことで、お得でうれしい。しかしタクシーが来ない。さすがに9時過ぎて焦り始め、カウンターのおばさんに訊いてみると「確かに連絡してあるのできっと来るよ」と言われたので信じて待つ。しかし来ない。もうじっとしていられなくなり動物園のシロクマみたいにうろうろ歩き始める。万一乗り遅れてチケットが無効になったらどうするんだ?そう考えるといてもたってもいられやしない。「他に空港に行く方法はないのか?9時45分の飛行機に乗り遅れてしまう!」」とおばさんに尋ねると「きっとsaving timeで時間が進んだのを忘れてるんだわ、すぐに来るよう当たってみる」と言う。saving timeというのは日本で言うサマータイムのことで、朝明るい時間を有効利用するため昨日の午前2時から時計の針が1時間進む。これを忘れると午前8時45分だと思っていたらすでに9時45分だった、ということになる。なるほど、これをすっかり忘れるというのはアメリカ人だったら大いにあり得ることだ。しかしだ、次から次へといい加減にしろや、てめーらアメリカ人ども!と切れそうになる所がやはり日本人だな、俺は。おばちゃんもすっかり心配顔で逆に好感度大。これがアメリカ生まれのアメリカ人だったら無視か逆切れされていることだろう。25分にやっとタクシーが来た。飛行機が9時45分発だというと「おお、それは大変だな」と飛ばしてくれたが「もう間に合わないと思うけどその時はまた次の便を利用すればいいじゃん」と言う。そうだと良いけどまたstand over出来るとは限らないじゃないか、もうアメリカ人なんか信用できるかい。空港に着き、すでにチケットは発券してあったので検査を受けにいく。おじいさんが焦っている俺を見て先にどうぞと譲ってくれた。検査をパスし猛ダッシュ。風邪が長引いてずっと運動していなかったのできつい。ゲートも遠い。なんとか間に合ってくれと思いつつゲートについたら不愛想な係官が「もう出たわよ」。がっくり。しかし次の便にまた差し替えになった。日本だと格安航空券とかは乗り遅れるとそれっきりだったりするがこちらはそうでもないらしい、もちろん次の便に空きがあればの話しだが。そして11時頃搭乗。ようやく飛行機に乗ることが出来た。心配していたように小さな飛行機だったが恐怖症は出なかった。どうやら一番最初が問題なようで、それに慣れると出なくなるようである。これは収穫。シャーロッツビルに着き、昨日先に着いていた荷物を回収し、タクシーに乗る。驚くほど暖かい日でタクシーの窓は全開、もう誰がなんと言おうと春だと思った。我が家に着いてほっとする。近くのレストランで昼食べて疲れたのでベッドに横になるとそのまま4時間も寝てしまった。研究室に顔を出すとボスがいたのでことの顛末を話す。費用は全部出ることになった。それにしても疲れた学会旅行だった。しかし今の俺の厄からするとこれくらいの不運にはさもありなん、というか飛行機が落ちなかっただけ良かったと思う。当分学会には行きたくないな。

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