5/20/2009

恐怖を乗り越える

昨晩は首、肩の痛みが激しく眠れないほどだったので、歯ぎしりの激しい中国人の友人にならいマウスピースをはめてみた。それが効いたのかどうかは定かではないが、そのうち寝た。
 午後2時半歯医者に行く。途中すばらしい天気と緑だったが、首、肩の痛みと不安でそれを愛でる余裕も無い。気落ちを奮い立たせるため「チーズは何処へ消えた?」を持って行った私はお子ちゃまでちゅか?でもおかげで覚悟は出来た。「恐怖を乗り越えろ!」。レントゲンを撮って診断。治療した歯には問題が見られず。となりの、もう10年くらい前に根管治療した奥歯、神経除去が完全でなく、根元に黒い影が映っていた。死んだ組織と思われるが、これが神経を圧迫して痛みを生じているのかもしれない。しかし去年レントゲン撮った時にすでに存在しており、これが直接の原因かは断定出来ない。選択肢としてはそこを再度根管治療して黒い陰を除去するか、しばらくほっておいて様子を見るか。歯と首、肩の痛みとは何の関係もないだろう。以上のことを写真をともに見つつ丁寧に説明してくれた。なるほど、とてもわかりやすい。もちろん様子を見ることにした。反対側の治療した歯もたまに疼くし、保険額には限度があるし。「根管治療後痛みが続くことはあるのか」と質問すると「普通は2、3日で収まるが、まれに半年続くこともあるし、残念ながら一生続くこともある」と言われた。
 結局何の治療も行わなかった訳だが、土台の歯が割れてるとか再感染して再度治療が必要という最悪の事態ではなかったのでほっとした。首や肩の強い痛みは残ったままだ。西洋医学的には歯との直接の関係は証明されていないのだろうが、彼はアメリカ人なので体全体の繋がりを重視する東洋医学的な考えには全く馴染みがないだろう。それにしても、これが「歳を取る」ということなのだろう。あちこちが痛み始め、元のようには動かなくなり、最後は気力も衰える。全ての生きとし生けるもの、抗うことの出来ない宿命である。「もし二十歳に戻ることが出来たなら、どんなにうれしいだろう。体には痛みが無く、朝起きればエネルギーが満ちており、心はちょっとしたことで感動するほど鋭敏で、精神は冒険を求めて飢えた狼のようだ」などと夢想してしもた。

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