9/03/2009

オヤジの悲哀

アジア人が若く見られるというのは広く知られたことであるが、この私も例に漏れず若く見られる。そして実年齢を知ってドン引きされる。今のラボは出来て5年も経ってない新しいラボでポスドクは俺一人、あとは去年入ったばかりの博士課程の学生とか今年大学卒業して仕事見つからず来たラボテク、残り学部学生でみな20歳前半と若い。きっといつも学生みたいなラフな恰好で下らないことしか言わない俺のことを自分たちよりちょっと上くらいに思っているのだろうが、おれ多分ボスより上で圧倒的に最年長です、わーい。昨日も夜ラボに来るとたまたまラボテクのミンが彼女と一緒にいたのでちょっと話し、帰り際「今度ミンのうちに遊びにきてね」と誘ってもらったが、うーむ、いくらアメリカ人やイギリス人が年齢をさほど気にしないと言ってもさすがに俺の歳聞くと態度変わるだろうなあー。頼む、このままずっとばれないでいてくれー。

しかし今日はこんなことが。

俺が真面目にウンコプライマーの再設計をコンピューター上でやっているとミンが走ってやってきた。
ミン「ねえねえ、マロリーって覚えてるー?」
おれ「ああ、去年うちのラボにいて卒業していった人ね」
ミン「そう、彼女結婚したってさっき聞いたんだけど、知ってたー?」
おれ「あー、そういえば婚約したらしいってうわさ聞いたな」
ミン「マジ?ぼく知らなかったよー、もービックリしちゃった。彼女ぼくの知り合いで結婚する相手はぼくの友人なんだよー。ぼくもプレッシャー感じて焦っちゃう」
おれ「プレッシャー感じることはないだろう、若いんだから自由を楽しめや」
ミン「じゆう?なに言ってんだよー、ぼくと彼女は『人生の伴侶』って感じなんだから、やっぱプレッシャー感じちゃうよー」
おれ「・・・・・・」

知るか。


そこにインドからの留学生のニティも首を突っ込んできた。
ニティ「えー、彼女結婚したのー?私の方が年上なのに、なんか焦っちゃうー」
ミン「そうなんだよー、ぼくもプレッシャー感じちゃうよー」
おれ「・・・・・・」
ニティ「でも二人ともまだ大学院生でしょ、どうやって生活してんの?」
ミン「きっと両親に援助してもらってるんじゃないかなー、ぼくもいろいろ考えなきゃ」
おれ「・・・・・・」


これこれあんたたち、おじさんがいくつか知っててそういう話題をふってるのかね?
とっとと消えなさい。
おじさんは忙しいんだから。

やれやれ・・・

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