1/20/2010

フラットシェア

最近昼飯食うと眠くて仕方がない。エクササイズのし過ぎか。今日も実験の合間に論文も読まずiMacの前でぼんやりしているとミンがやってきて俺が今のアパートの契約を更新したかと聞きに来た。
 アメリカでは、と言うか少なくともこの辺ではアパートの契約は一年単位で日本のように月極めではない。これで困るのは契約の途中で引っ越さなければいけない場合。よくやるのが他の人にまた貸し。そういう人が見つからなければ契約が終わるまで住んでいなくても家賃を払い続けなければならない。また見つけた相手がろくでもないやつで家賃を滞納したりしても不動産屋と契約した自分が責任を持って家賃を払わなくてはならず、何かとめんどくさい。
 家賃はたいてい毎年少しずつ上がる。なので東京はどうか知らんが少なくとも福岡や岡崎と比べ住居費は高い。うちの古いぼろアパートで月650ドル、やってらんねー。良いところは敷金、礼金がないこと。あれはぼったくり以外の何物でもないよね、日本の悪習。うちの場合デポジットとして400ドル払った。よほどの汚れや損傷がない限り退去時に全額返ってくるみたい。
 よくあるのが「今年中に契約更新してくれたら今の家賃据え置きだぞー」サービス。俺の場合8月までの契約でまだかなり先の話だが引っ越す予定もないので去年の12月31日前に契約更新。これでくびになったらつらいぜ。
 ミンは次の年度(今年9月)からうちのラボの博士課程の学生になる予定。研究が気に入ったらしい。「悪夢へようこそ!」とお祝いの言葉をかけた。彼の彼女は弁護士の勉強をするべくワシントン近くの学校へ通うらしく別々になってしまう。それで今のアパートから引っ越そうと考えているそうな。「かなりよさげな新しいアパートの2ベッドルームが800ドル代なので、シェアの相手を探そうかと思ってるんだよね」と言う。む?俺を誘ってるのか?残念ながらもう契約更新してしまったよ。しかしシェアしたらずいぶん楽しそうだな、と考える。彼は気持ちの良いやつだし、家賃だって今よりずっと安くなる。日本人はほとんどフラットシェアってしないよね。
 ロンドンに住んでいたときもシェアハウスにずっと住んでいた。かなり狭かったけど家賃はとても安かったし、なんといっても人間関係が広がる。始めは数人しかいなかった知り合いも、知り合いの友人のパーティーに顔出したりしてるうちにどんどん広がり実に楽しかった。しかしちと広げすぎたかな、という反省もあり。
 もしミンとフラットメイトになったらまた人間関係がぐっと広がるだろう。でも私は意志が弱いので遊びを断ることは難しい。まだなんら業績を上げていないこの状態で、しかしエクササイズにかなり時間を使い、気候が良くなったら更にアウトドアや旅に時間を割こうと考えているこの俺が、これ以上の時間を人間関係に使うのはちと怖い気がする。あーあ、もし俺がまだ学生だったらなー、迷わずフラットシェアして毎週パーティー三昧でぶいぶいいわしたるのにー!

なんて、俺の独りよがりの妄想だったりして、はは。

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