2/22/2010

日本を想う

この前日本のウェブニュースを見ていたら実家の近くで地震が起きていた。おばさんの所じゃないか!東京に住んでいた幼少の頃、一時預かってもらってお世話になったことがある。数年前におじさんが亡くなり今は片田舎で一人暮し。二人に子供はいない。

去年久しぶりにクリスマスカードを送ったらこれまた久しぶりに返事の手紙が来たのがちょうどその地震の前だった。手紙を読んで驚く。達筆だったはずなのに、なんとも読みにくい字になっていた。病気がちでほとんど家から出ないこと、近くに親戚もおらず不安なこと、返事を書くのさえ困難なこと、などが書かれていた。あんなに気丈な人だったのに。うちの親にでも様子を見に行ってあげるよう要請しようかと思ったが、よく考えたらうちの親父も「もう歳で怖くて遠くまで運転出来ない」と言っていたのだった。高齢化社会。これが日本の地方の現実なのか。俺がせめて福岡にでも住んでいれば、年に何度かでも様子を見に行ってあげられるのだが。そんなことを考えた。

それできっと地震で不安なんじゃないかと思いうちの両親にメールした。すると母親からすぐに「電話で確認したけど大丈夫でした」という返事が来たので一安心だった。

そして今朝、起きて朝食とりながらメールを見るとうちの親父からだった。「心不全で入院していたので返事が遅れてしまい申し訳ない」という内容だった。なんと!俺がロンドンにいた時も心不全から来る脳梗塞で倒れたがずっと知らされず、日本に一時帰国したとき「何だかえらく老けてしまったなあ」と思っていたらそういうことだったと聞いて内心ひどく驚いたものだった。

「親孝行 したい時には 親はなし」というが・・・。時の流れは一瞬さえも止まってくれない。なんて残酷で儚いのか。自分の生き様を考える。週の初めの朝から実に重い足取りでラボに向かう俺であった。

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