CNN.comがトヨタリコール問題についての議会公聴会のライブ映像を流していたので仕事の合間にみる。仕事しろって。でもつい何度もみてしまった。映像をつけた時は運輸省長官だかが議員の質問に答えていた。彼はトヨタの問題点について説明していたようだが、議員たちの浴びせる質問は鋭く、雄弁な長官が答えにつまる場面も見られた。緊迫した雰囲気。えーん、怖い。関係ないのになぜかびびる。セミナーで答えられず立ち尽くす自分を思い出すからか。もし俺がこの場に立たされたらまずオシッコちびるな。いや脱糞するわ。ぶりっ。「むっ?こいつなんか臭いぞ!」みたいな。
何度か仕事に戻るといつの間にか豊田社長になっていた。声明文みたいなものを自分で英語で朗読。へー、やるじゃないか。流暢とはいえない英語で、単調なリズム、紙を見ながらかなり長い時間読み上げていた。きっとその場にいた議員たちは彼が何を言ってるのか良く聞き取れなかったのではと想像するが、誠意は伝わったと思うし、逆に相手の出鼻を挫く効果もあったのではなかろうか。
次に実験から戻ったときは議員たちとのやり取りになっていた。隣に通訳をつけ、耳にはイヤホン。後ろに座っていた女性が同時通訳している様子が写った。さすがにこの場では厳しい質問に取り乱す場面も出てくるのではと思っていたが、少なくとも俺が見ていた範囲では終始落ち着いて見えた。もちろん徹底的に準備してきたと思うが、一緒に出席して通訳なしで答弁していた北米トヨタ社長よりもずっと落ち着いて見えたほどだ。想定外の質問に言い訳がましく答えたり"You know ..." なんてカジュアルな言い回しを連発したり。うーむ、こういう勝負所では少々英語がわかっていても通訳を使ったほうがいいな。どだいネイティブと言葉で丁々発止やりあうなんて圧倒的に不利なんだし、実に答えにくい質問も言葉の違いとしてちょっとずらして返す、みたいな戦術的な効果もある。なるほど。
豊田社長がどのような人物かなんて知る由もないが、今回の様子を見る限り実はかなり肝の座った人物とみた。アメリカ人がどうみたかはわからないが、悪くなかったのではなかろうか。少なくとも俺の予想をかなり超えて良かった。まあ俺の意見なんてあてにならんし、これから先どうなるかももちろんわからないが。いろいろ言う人もいるかと思うが、じゃあ自分が出てみろって、間違いなくクソもらすから。ただの坊やと思っていたが、豊田社長なかなかやりおるわい。と上から目線の少佐であった。
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