
今年も最終日。午前7時に目覚ましでおき、朝食摂って弁当も作った。午前8時半コプリへ。Sさんの車でShenandoah奥深くのConway Riverへ行った。いかにも魚のいそうな淵が続く良い川だったが全く当たりなし。しかし着込むと暑いくらいの陽気であった。フライをどんどん無くし、返品するつもりのやつにも手をつけた。午後2時ごろ撤収開始で川を遡る。帰りの車中話が俺の仕事探しになった。「いったんアメリカ出てH1ビザ取得となると2千ドル費用がかかるのでかなりポジション見つけるの難しくなりますよ」と言われ暗くなる。うちの大学のハエの発生のラボが募集しているというと「とりあえず応募すればよいじゃないですか、中国人や韓国人なんてアメリカに住み続けるために首になってもころころラボ替えてますよ」と御大と同じような事を言われた。確かになあ、なんかハングリー精神足りないよなあ。格好つけすぎか?
Sさんと別れた後車で釣具屋に行ってフライ返品できるか聞いたら「すまんが出来ません」と言われ諦める。アパートに戻りシャワー浴びて洗濯して野菜炒め。ラボに行って皆さんに年賀のメールを出そうとしていたらメールが届いた。すぐにチェックすると例のカリフォルニアのラボからで「残念ながら他の人を採用することにしました」とあった。凹。最後の最後でまじナイスなタイミング、逆にさっぱりするくらいだ。もーまったく、2010年らしい最後の一日だった。
年末恒例、今年一年を振り返る。一番の後悔はテーブルマウンテンへ旅立たなかったこと。いやこれは昨年が原因か。今思えば思い立った昨年夏か秋にさっさと行っておくべきだった。乾季であたりが見渡せる2月にこだわったのが原因だが、結局やめるくらいならアマゾン川で釣りしに行くだけでも良かった。きっと満足しただろう。「鉄は熱いうちに打て」。ふと思い立って2009年に書いた「悠々として急げ」を読み返す。我ながら良いこと書いてるなあ。あれから一年半の歳月が流れた。言葉だけで行動なし。俺はハトポンか?まあ「10年」と書いてるのであと8年半ある。思い立ったらすぐ行動に移す勇気が来年は欲しい。
くびを言い渡されてから9ヶ月がたった。過ぎてみるとあっという間だった。次はまだ見つかっていない、どころか振り出しに戻った。とても全力を尽くしたとは言い難いが、戦略の転換もあって仕方ないか。いや、やっぱりのほほんとし過ぎだよなあ、よく平気だよね、我ながら。夏休み終了3日前になってあわてて宿題やり始めた小学生の頃とちっとも変わっていない。大らかな親にのびのび育てられるとこうなるのか?よーし、来年はもっとハングリーに行くぜ。飢えた狼だ、ガルガルルッ!
「狼は生きろ、豚は死ね!」
でも餓死する前にエサ見つけないとね、きゃいんきゃいん。
今年はあちこちまわった。車を手に入れたのはでかかった。何でもっと早く手に入れなかったのか。バージニアの美しい風景が心に深く刻まれた。そう考えると、2010年はいろんなことがあっていろんなところに行った、アメリカに来て一番充実した一年だったと思う。来年の抱負は「笑う角には福来る」「人間青山至る所にあり」。自分のことを笑い飛ばすイギリス人のユーモアと、どこに行っても逞しく生きていく中国人のエネルギーを。
2010年ご愛読ありがとうございました。
2011年もよろしくお願いします。
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