7/01/2008

旅-6日目


早朝釣りに行こうとU君に起こされる。テントを出ると湖には霧が立ちこめ幻想的だった。寝ているT君をおいてカヌーで釣りに出る。ここに来る前にネットで買ったフライフィッシングセットでチャレンジし、初めてフライで魚を釣った。コイとハヤの間の子のような、初めて見る魚。 U君は何も釣れず。キャンプに戻って残りの米でおにぎりを食べ、後片付けをして出発。いくつか島を超え、Small Cedar Lakeの北の端に着く。地図ではこの先川になっているはずだが見当たらない。水草の中を抜けると川の流れ口を発見。やった!このスリル、まるで川口探検隊みたい、これだ、こんな事がやりたかったんだ。川の流れに逆らって漕ぐ。実に美しい景色の川を抜け、途中トンネルもなんとか抜け、次の湖に入って岩が出ていたのでその上で休憩してサンドイッチを食べる。こういう所では蚊がいないのでうれしい。上流から大人に引率された子供たちのカヌーが下って来た。うらやましいな、カナダの子供は。もし俺が20年前にここに来ていたら、うれしくて感動して、きっとウンコもらしただろうな。この湖の先にはポーテージポイントがある。川が小さいのでカヌーで渡れず、カヌーと荷物を背負って次の湖に渡らなければならない。距離は300メートル弱。道はしっかりしている。カヌーは俺が担いだ。普段であれば大したことはないのだろうが、疲れが溜まった肩にカヌーが食い込む。初めの計画では2800メートルのポーテージをしようと考えていたのだから、無知とは恐ろしい(でも、知らないから挑戦も出来る、若いっていいな)。次の湖にカヌーをおろし、荷物を載せ、再び漕ぎだす。今日の目標はさらにポーテージで次の湖に渡った所にあるキャンプ場。しかし途中湖の真ん中の島の上に実に感じの良いキャンプ場が見えて来た。風が強いので蚊もいないはず。俺は次の湖に行ってみたかったが、みんなに聞くともう疲れてしまってここでキャンプしたい、という様子がありありだったので上陸。まだ3時前で時間もあるのに、と思ったがいったん火をおこしてくつろぎ始めると俺自身疲れがどっと出て来た。早めのシチューを作り、テントを立て、3人で湖の先の川の流れ口に釣りに行った。俺はまだキャスティングが下手で、フライを全部なくしてしまった。今回が初めてのルアーフィッシングで、いままで当たりさえなかった U君に突然来た。彼の細い竿が思い切りしなる。すごい大物だ。そいつがいきなりボートの近くでジャンプ。でかい!そして糸を切って逃げて行った。多分スモールマウスバス。あんなでかいの見たこと無い。うらやましいったらない。無理矢理フライフィッシングにワームを付けて流すもうまく行かない。日が暮れ始め、ライズも見られるようになった。俺も普通のルアー用を持って来ておけば良かったと激しく後悔。いきなり不機嫌、まるで子供だ。結局それ以来釣れず、キャンプに戻った。

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